ヨーグルト研究所

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ヨーグルトの免疫力向上効果

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アトピー性皮膚炎、慢性疲労症候群、ぜんそく、膠原病、リウマチ…これらの病気の共通点をご存知ですか?

これらの病気は、すべて免疫の低下や異常によっておこる病気です。
花粉症、アレルギーなども、本来異物を外に出すために働く免疫が、過剰に反応してしまってかゆみなどの反応になる症状です。
免疫のバランスが崩れると、誰にでもこうした症状は訪れます。

こうした免疫を、ヨーグルトを使って向上させることができます。
ヒトの体は、きちんと免疫が働いて病気から体を守るように自衛する働きがあり、ヨーグルトは崩れた免疫バランスを整える働きがあるのです。

 ヨーグルトが免疫力を上げるわけ

人間の体内には、免疫細胞という細胞があります。
免疫細胞が血液に乗り、体の中をパトロールすることによって、病原菌やウイルスを見つけて退治してくれるのです。
多くは白血球の中にいるため、風邪や病気などになると、白血球の値が激増するのです。
免疫細胞が一生懸命体を守っている証拠です。

ところがこの免疫細胞は、血液の中にパトロールしているだけではありません。
腸に全身の6割から8割の免疫細胞が集まっていて、体の中で有害な病原体やウイルス、悪玉コレステロールなどが出たら退治する働きをしているのです。

こんなにたくさん集まっている腸の働きが悪くなったら、当然免疫細胞の働きも低下します。
特に、小腸の突端のところにある「パイエル板」という組織は、腸管免疫の司令塔といわれる組織で、免疫細胞が一手に集まっている器官です。

パイエル板は、アレルゲンを感知して、除去するための指令を出したり、アレルギーのような異常反応が起こらないように監視する器官でもあります。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌がこのパイエル板の周辺につくと、免疫細胞を刺激して活性化させます。

こうした、免疫細胞を上手に活性化させ、体を守ってもらうためには、パイエル板の存在する腸の健康が第一になってきます。
ヨーグルトは腸の状態を良いものに整える働きに優れているので、結果として免疫力を向上させるのに役に立つのです。

 

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そもそも、免疫って何ですか?

免疫とは、病原体は有害物質の毒素に対する抵抗力のことです。
生まれつき持っている免疫もありますし、インフルエンザなど予防接種などで植えつけられる人工免疫、水ぼうそうやおたふくかぜ、はしかなどのように一度かかったらもう二度とかからなくて済む、という病後免疫という3種類があります。

このうち、病後免疫と人工免疫は、特定の菌やウイルスに対してしか働かない免疫です。

生まれつき持っていて、私たちを病気から守ってくれる免疫細胞の中でも、特に大切な2種類は、NK細胞と大食細胞です。

NK(ナチュラルキラー)細胞

NK細胞は、血液に乗って全身をパトロールしてくれる細胞です。
健康な人でも一日に5000個は作られるというガン細胞や、インフルエンザなどのウイルスを見つけ次第やっつけてくれる細胞で、この細胞が元気に働いている度合(NK活性と言います)が、健康の度合いを測ることができるといいます。

NK活性は、加齢によって減少していきます。
若いころよりも、年を取った時のほうが風邪をひきやすく、また一度風邪をひくと重くなるのはこのためです。

大食細胞(マクロファージ)

体の中の悪いものを感知すると、食べてしまう(取り込んで分解してしまう)細胞です。
NK活性のように、大食細胞にも指標があり、食細胞活性と言います。
こちらも、活発に動いていればいるほど、体は免疫で守られていることになります。

大食細胞が活発に動いていれば、体の中に発生したり外から入ってきたりする異物を分解してしまうことができます。

食細胞活性を活性化させる物質は、牛乳にも含まれています。
ラクトフェリンというタンパク質が、その役割を果たしますが、同じ量ならヨーグルトは牛乳の2倍の食細胞活性効果を持つことがわかっています。
少ない量で効率的に食細胞活性効果を上げることができるのは、ヨーグルトに含まれている乳酸菌のためであることが実証されています。

免疫が低下する原因

一番の原因は、加齢です。
20歳を過ぎると、腸の機能はどんどん下り坂になっていきます。
このため、社会人になったころから私たちの腸はずっと良くない環境にさらされます。

加齢に加えて、不規則な食生活や、過度な仕事によるストレス、高たんぱく高脂肪の食事、偏った栄養バランス、睡眠不足、度重なる付き合い酒などの過度なアルコール摂取は腸内の悪玉菌を元気にしてしまいます。

仕事が忙しくて、1日5時間くらいしか寝られず、朝もギリギリまで寝ていたいから朝食はなし、昼も食べる時間がないからコンビニのおにぎりだけ、上司の八つ当たりを受けてストレスがたまり、空腹解消とストレス解消のために夜は飲みに行く…という生活を送っている方はいらっしゃいませんか?
ここまでではなくても(もっとひどい方もいらっしゃるとは思いますが)、思い当たる節がある方は結構いるのではないでしょうか。

そのような生活を送っていると、善玉菌優位だった健康な腸も、一気に悪玉菌優位になってしまい、腸の働きが低下することによって、腸管に存在する免疫細胞の働きも弱まってしまいます。

自律神経が休まりにくい現代社会

また、免疫には自律神経も大きな影響があります。
自律神経のうちで、活動している時に働く神経は交感神経、リラックスしている時に働く神経は副交感神経と言います。副交感神経を優位にしてから眠ると、質の良い眠りを得ることができます。
暗くなったら副交感神経が優位になる状態だと、人間の体は質の良い休息をとることができます。

暗くなったら副交感神経、を許さないものがあります。照明です。
特にコンビニエンスストアの照明は危険です。人間の体は、1000ルクス以上の明るい光を浴びると覚醒してしまいます。
コンビニエンスストアの照明は、1000ルクス以上あります。
なので、帰宅時、家の近くでコンビニによろうか、となると、コンビニの照明に照らされた瞬間、あなたの体は眠気とはかかわらず、覚醒してしまうのです。
このように自律神経が狂わされていくことも、腸の体内時計を狂わせ、腸の機能を低下させる原因となります。
腸の機能が低下すれば、免疫力も低下します。

現代社会では、大人になってからのアトピー性皮膚炎の発症人口が年々上がっているのです。
よく「アレルゲンを入れるコップがいっぱいになったからアレルギーが起きた」という説明を聞きますが、コップの大きさは、免疫力によるものなのです。

免疫力が低下していれば、小さなコップしかもらえません。
なので、すぐにあふれます。
強い免疫力を持っていれば、大きなコップが与えられます。
すると、コップはなかなかあふれません。
なかなかあふれない、大きなコップを備えておくために、腸を元気にすることは必要不可欠なことなのです。

病気からあなたを守るために

1日に体の中で作られているガン細胞の数は、5000個です。
もちろん、免疫細胞が働いてくれなければ、その数は毎日つくられますので、増える一方です。
免疫細胞を正常に働かせることは、あなたの体を病気から守ることでもあります。

免疫細胞を元気にするには、腸を元気にすることが第一です。
腸を正常に機能させることで、全身の6割から8割の免疫細胞を正常に機能させることができるからです。

そして、腸を元気にするためには、乳酸菌を中心とする善玉菌の数を増やさなくてはいけません。
乳酸菌を豊富に含むヨーグルトは、あなたの体を病気から守るために大変有効な食物なのです。

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