ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

ヨーグルトの美肌効果

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ヨーグルトに美肌効果があるというと、「塗るの?」という方が結構いらっしゃいます。確かに、塗ってもいいのです。ヨーグルト大国、グルジアでは、はちみつと混ぜてヨーグルトはちみつパックするという伝統的な美容が、今でも若い人の間で肌をきれいにすると大人気です。

塗ってもよいヨーグルトですが、食べても肌をきれいにします。なぜなら、肌も排泄器官だからなのです。排泄器官の健康を一手に担っているのが、実は腸なのです。

 腸の有害物質が、肌から出る?

腸の環境は、善玉菌が多いのが正常です。ところが、善玉菌が多い腸の人でも、便秘や冷え、高たんぱく高脂肪の食事、暴飲暴食、睡眠不足やストレス、年齢など、さまざまな原因によって、腸は弱ってしまいます。弱った腸の症状が、便秘です。

弱った腸の中では、悪玉菌が元気に活動をします。悪玉菌が活動すると、炎症を起こす物質やガンの発生を促進する物質、発がん物質などが作られます。有害ガスも作られます。このため、便秘の時にはおならも便も大変臭くなります。

ガスなどは、お腹が張る方もいて、とても苦痛なものであるのですが、おなかが張るよりもっと困ったことがあります。

腸管は栄養を吸収する臓器です。栄養を腸管のヒダから吸収し、すぐ下に網目のように張り巡らされている毛細血管から血液中に取り込むための機関です。吸収された栄養は、血液の流れに従って、体中を回ります。有害物質も、栄養と一緒に吸収されます。毛細血管には、有害物質のブロック機能はありませんので、生成された物質を栄養分と一緒に体中に届けてしまうのです。

有害ガスは、水分に溶け込みやすい性質を持っているため、やはり人体の中を血液とともに回ります。このような有害成分を除去するために、免疫というものがあり、免疫細胞が体の中で有害物質を退治してくれるのですが、なんと、これは腸が弱っていると活発な作動をしません。腸には、全身の免疫細胞の6割から8割の免疫細胞が集まっているからです。腸が弱ると、免疫細胞の働きも低下します。

有害成分の排出には、いくつか方法があります。

  • 肺の血管を通じて、肺に排出する。
  • 肌の毛穴を通して、外に排出する。
  • 老廃物として、肛門から便として排出する。
  • 水分に溶け込み、腎臓でろ過されて尿として排出する。

肺に排出した分は、口臭となって排出されます。毛穴を通して排出すると、体臭となります。排出の際に一時的に肌にたまりますので、これが肌荒れや大人ニキビの原因となります。

思春期の肌荒れは、ホルモンバランスがアンバランスなことによるトラブルですが、大人の肌トラブルは化粧品によるもの以外は、ほとんど腸のトラブルです。「人の顔は、その人の腸の状態を表す」という言葉もあるんですよ。腸の状態を表に出していると思うと、…早く何とかしなくては、と思いませんか?

 

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ヨーグルトが美肌を作るわけ

腸内環境が良くなれば、悪玉菌は減り、有害物質や有害ガスが減少します。すると、肌の負担が少なくなり、口臭や体臭なども薄くなります。もちろん、肌トラブルも減ります。

美しく保つのも必要なことですが、それには肌のトラブルで起きた損傷を早めに解消し、新しい肌細胞を作らなくてはなりません。そのためには、ヨーグルトの持つ栄養素も無視できません。良質なタンパク質やビタミンB2、ビタミンAの栄養素は、肌の機能を再生させるのになくてはならない栄養素です。

タンパク質とビタミンB2は、肌の機能を正常にし、起きてしまった肌トラブルから肌を再生させる働きがあります。ビタミンAは、かさかさの肌をしっとりと水分保持させるはたらきがあります。しっとりさせる効果があるため、乾燥肌、小じわなどの防止にも役立ちます。

また、ヨーグルトには多糖類といわれる粘り成分が含まれています。これが、肌をなめらかにし、保水効果を高めることが実証されています。

サプリメントにも美肌効果をうたっているものがありますが、サプリメントにこれらの栄養素がすべて添加されているものはありません。ヨーグルトはそのまま食べてよい美肌サプリメントなのです。

ただ一つ、肌の老化防止にも役立つビタミンCがヨーグルトには含まれていません。美肌を期待してヨーグルトを食べるなら、フルーツと一緒に食べるフルーツヨーグルトの形にすると、美肌の完全食になります。

ヨーグルトで美肌を目指す

「塗ってもよい」と言いましたが、断然食べるほうをおすすめします。なぜなら、塗って効果があるのは、塗った部分だけだからです。肌トラブルは、顔だけに起こるものではありません。ふくらはぎのカサカサ、サメ肌、腕のガサガサ、ゆびのひどいささくれ、背中のカサカサ…など、これらは全部肌のトラブルです。排泄器官でない肌の部分などはありません。

塗ればその場所だけでも、食べれば全身に効果があります。効果が出るには1か月ほどかかりますが、体の中からきれいになるって、ステキだと思いませんか?

直接塗ると、そのまま肌のバリア機能を働かせますので、一過性の荒れには塗っても有効です。強烈な紫外線をあびると、「日焼け」という形で肌が損傷します。が、日焼けは実は軽傷のやけどのことです。やけどの傷は、早く炎症を抑えなければいけません。こういったときはまず冷やし、熱が取れたところでヨーグルトを塗ると、損傷してしまった肌を多糖類が保護します。効果はありますが、必ず良く洗い流してくださいね。流した後は、あまりぎゅうぎゅう拭かないのが肌を傷めないコツです。

美肌の隠れた大敵、ストレス

ストレスは、メンタルに取って大敵です。適度なストレスは脳にとって栄養ですが、積み重なってくると、うつの原因にもなってくる、危険なものでもあります。

ストレスは、メンタルに取って大敵です。適度なストレスは脳にとって栄養ですが、積み重なってくると、うつの原因にもなってくる、危険なものでもあります。

メンタルだけではありません。美肌にとっても大敵です。ストレスを抱えると、ホルモンバランスが狂うからです。ホルモンバランスが崩れると、肌を正常な状態に保っているバランスが崩れます。実は、これも密接に腸と関係しています。

人間のホルモンは、通常、一定量です。
例えば、脳内物質で有名なセロトニンというホルモンがありますが、セロトニンは、腸の蠕動運動を促進させるホルモンでもあります。

便秘になると、それを改善しようとして、セロトニンが腸に分泌されてしまいます。すると、本来脳に行く分のセロトニンが腸に行ってしまい、脳に分泌される分が減ってしまいます。セロトニンが脳に不足すると、心身のバランスが崩れます。気分が落ち込んだり、無気力症状が出たり、依存症やうつ病の引き金になったりします。

このため、腸の状態を改善して余分なセロトニンを腸に使わせず、脳に十分なセロトニンが分泌されるようにしてあげると、それだけで情緒が安定します。セロトニンはドーパミンやアドレナリンなどの脳内物質の暴走を抑える役目もしますので、心身のバランスを健康に保つことができるのです。

肌のホルモンもそれと同じで、腸に悪い状態が続くと、腸に比重を置いて分泌されます。このため、肌のホルモンを整えたければ、遠回りなようですが腸を整えるのが一番良い肌状態を持続させることにつながるのです。
そして、良い状態の腸を保っていれば、肌の状態だけでなく、ストレスにも強くなるというメンタル面の効果もあるくらい、腸は大切な臓器なのです。

こんな実証があります

腸内に悪玉菌が多くいる場合、有害物質が多く生まれます。その有害物質は、水分に溶け込んで全身を回るため、血液と尿を調べれば、どのくらいの有害物質が溶け込んでいるかどうか調べることができます。

ヨーグルトを食べていない状態の時と、4週間食べたあとの状態を比べてみると、腐敗成分は約半分近くも血液や尿の中から減ることがわかっています。これは、ヨーグルトによって、腸が正常な状態に戻ったので、悪玉菌の有害物質も減ったということなのです。

また、ビフィズス菌飲料を秋から冬の乾燥時期に飲んだ女性と、飲まない女性では、皮膚に含まれる水分量が変わってくることがわかっています。皮膚に含まれる水分量は、秋から冬にかけて減ります。どんな高級な化粧品も、外から水分を補うことしかできません。が、ビフィズス菌飲料を飲んでいた人の肌は、秋から冬にかけても保持できる水分量が減らないことがわかっています。

乾燥やストレスに負けない強い肌を作り、冬でもつやつやの肌を保つ効果が、ヨーグルトにはあるのです。

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