ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

ホットヨーグルトダイエットとは?

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ヨーグルトは冷蔵庫で冷やして食べるものだという常識を覆すダイエットが最近流行しています。

その名も、ホットヨーグルトダイエットと言い、電子レンジ(600W)で30秒~40秒ほど温めるだけという簡単な方法です。
置き換えダイエットなので、朝食をホットヨーグルトに置き換えて、昼食と夕食は普通に食べるダイエットの方法です。

まとめると、
・朝食をホットヨーグルトに置き換える
・一日100~120gのヨーグルトを耐熱容器に入れて、ラップをせずに電子レンジで温める
・食べる
・昼食と夕食は腹八分目を目指す

だけなのですが、ホットヨーグルトダイエットは、健康的に本当に体重が減る!ということで、現在かなりの口コミで広まっているようです。

 ホットヨーグルトは本当にダイエット効果があるのか?

料理研究家の村上祥子さんが考案したダイエット方法で、雑誌で紹介されて有名になったホットヨーグルトダイエット。

置き換えダイエットにしたことで、このような口コミがあります。

  • 1か月半で5キロ減った
  • 2か月で6キロやせた

便秘の改善が「やせ」に繋がるようです。
冷たいヨーグルトを食べるより劇的に便秘が改善されたという声も多数ありました。

  • まさかの花粉症の症状がなくなった
  • 美肌がおまけについてきた
  • 健康診断で内臓脂肪が減ったといわれた

冷たいヨーグルトを食べても同じ効果はあるような気がするのですが、なぜヨーグルトを温めるのか?にも、きちんと理由がありました。

 

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ヨーグルトを温めるわけ

ダイエットをやる気にさせるのは、効果の出てくる速さです。
最初の1週間で効果が出ない場合、ダイエットをする気は徐々に失われ、10日続けて効果が出なければ完全にやる気を失うそうです。そのダイエットがいくら体に良くても、いくら最終的な効果があると知っていても、結果が出るのかどうかわからない努力を続けるのは、10日が限界のようです。

最短一日で効果が出る!

ヨーグルトを温めることで、有効成分が体に吸収されやすくなっています。
中には、夕飯をホットヨーグルトに置き換えて、翌朝「効いている!」という効果を実感した方も。
まず最初の効果として「便秘解消」というバロメーターがあるのもわかりやすい理由の一つかもしれません。

便秘改善効果について詳しくはこちらで解説しています。

yogurt.hatenablog.com

なぜこんなに早く実感できるのでしょう?

理由は、「酵素」が握っています。
人間の体の中にはたくさんの種類の酵素があり、これが人間の生命活動を担っています。

その中でも、特に代謝酵素というものが、ダイエットの鍵を握っています。
代謝酵素がたくさんあれば、細胞レベルから老廃物を外に運び出す力が増えるので、ため込んでいた老廃物や余分なエネルギーを、体の外に出すことができます。

ダイエットにとって欠かせない代謝酵素ですが、実は、人間の体の中の酵素の量は常に一定なのです。
消化に必要な酵素を消化酵素と言いますが、これはお腹に食べ物を入れるたびに消費されます。
特に冷たいものを食べるとたくさん消費されてしまいます。
胃腸は低体温では動かなくなるからです。
動かなくなると消化に差し支えるので、身体は消化酵素を大量に使って消化の手伝いをするのです。

すると、代謝酵素に回る量がなくなってしまいます。
このため、冷たいものをたくさん食べる人は、細胞内に老廃物をためてしまいやすく、太りやすい体質になってしまうのです。

ヨーグルトを温かい状態にすることで、胃腸に負担をあまりかけず、酵素の割合を代謝酵素に傾けることができます。

また、ヨーグルト自体の乳酸菌も、暖かい状態のほうが活発に動きます。
もともと、乳酸菌は動物の乳の中にいるものです。
動物の体温は人間より高いのです。
流通させやすい形にするために冷やして管理しているのであって、乳酸菌はもともと冷たいところで生きていたものではありません。

代謝酵素の量を増やせることと、もともとの乳酸菌を活発に動かしてあげられる相乗効果により、ホットヨーグルトはたいへん早く効果が出るダイエットなのです。

停滞期がない?

体重が減り始めて、喜んでいたのもつかの間、たいていのダイエットには「停滞期」というものがあります。
停滞期とは、体重の減りが止まる時期のことです。

停滞期は、体が生命の危険を感じた時に起こる症状です。
特にダイエットによる栄養の偏りや栄養不足の状態の時に起こり、体が勝手に脂肪を蓄えようとしてしまう結果起こる症状です。
体を支える栄養素はたくさんありますが、どんな成分が体の危機を訴えるバロメーターとして使われているかというと、カルシウムです。
カルシウム不足になると、体は危機的情報を感じ、体重を減らさないように備えます。

ホットヨーグルトは、停滞期があまりありません。
なぜなら、身体が栄養の偏りを感知する、カルシウムの量を完全に満たしている食品だからです。
また、温めることでヨーグルト内の乳酸カルシウムは、体の中に吸収されやすい形になります。効率よくカルシウムを供給できるので、体が危機的状態を覚えず、停滞期がなくなるのです。

ヨーグルトのカルシウムのダイエット効果についてはこちらで解説しています。

yogurt.hatenablog.com

温めても乳酸菌は死なない?

よく、「生きて腸まで届く」という言われ方をしている乳酸菌があります。
わざわざ書いてあるということは、書いてあるもの以外は胃で死んでしまう、と言っているのと同じです。
乳酸菌が弱いのは、酸と熱。
胃酸、胆汁などの体内の酸は、腸にたどり着くまでに乳酸菌を殺します。
また、乳酸菌は細菌なので、加熱すると死んでしまいます。
ホットヨーグルトダイエットは、ヨーグルトを温めます。
乳酸菌は死なないのでしょうか?

乳酸菌には種類がある

乳酸菌には3つ種類があります。
菌自体がYの形をしているビフィズス菌、丸い球状になっているラクトコッカス、ソーセージのように柱がつながっている形をしているのがラクトバチルスといいます。

このうち、ラクトバチルスは熱に強く、ビフィズス菌やラクトコッカスが大体50℃で殺菌寸前となってしまうのに対し、もう少し高い温度でも生きていることができます。

ホットヨーグルトダイエットは、「ラップをせずにヨーグルトを温める」という方法です。
ラップをしないことで、ヨーグルトが高温になりすぎずに、ほんのりぬるい、少し熱いかな?くらいの温度で温まることができます。
このくらいなら、ラクトバチルスは死なず、また、温めることで、胃腸にも負担をかけずに消化することができます。

乳酸菌についてこちらで詳しく解説しています。

yogurt.hatenablog.com

死んだ菌でも役に立つ

ヨーグルトがなぜ腸に良いかというと、「ヨーグルトを食べる」ということは、「乳酸菌の培養地を培地ごと摂取する」ということだからです。

乳酸菌がお腹の中に足りない、ということは、乳酸菌を培養するために適した「培地」も腸の中にないということです。
むしろ、乳酸菌が生きにくくなっている環境であることがわかります。
ヨーグルトは、乳酸菌が生きるのに最適な培地なのです。
培地ごと乳酸菌を摂取することで、腸内にもともといる乳酸菌にも、最適な環境を与えることができます。

 さらに、特にダイエットに効果があるヨーグルトをこちらで紹介しています。

yogurt.hatenablog.com

また、ヨーグルトの中には乳酸菌がこれから分解する乳糖や、分解した後にできる乳酸などの物質が豊富に含まれており、これらは胃で消化されることはありません。
つまり、腸の中でせっせと作って腸の環境を整えるのに必要な乳酸と、おなかの中の乳酸菌の栄養になる乳糖を一度にトータルで摂取できることになります。

胃腸などの消化器官は、冷たいものを入れると、温めるためにエネルギーを消耗してしまいます。
ダイエットに必要な酵素が、消化のほうに大量にまわされてしまうのです。
ヨーグルトを温めて食べることで、消化酵素の大量消費が防げます。
つまり、代謝に使われる酵素の量が増え、老廃物や要らない脂肪をせっせと排出できる体になるので、結果として体重が減るのです。