ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

ダイエット効果のあるヨーグルトと乳酸菌はどれ?

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ダイエットというと、「やせる」というイメージが強いからか、すぐ「カロリーを減らす」ということを考えてしまいますよね?

ところが、カロリーを減らすことを考えると、必要な栄養素が十分に摂れなかったり、急に食べる量が減ることで、消化器官の働きを低下させ、健康に害がある結果になってしまいがちなのです。

ダイエットを考えるときに大切なのが、「食べた分をきちんと消費する」ということです。

動物の体には、生きていくだけで使われる「基礎代謝」という消費カロリーがあります。
寝ているだけでも、カロリーは消費されます。
生命活動をしていくのに必要なカロリーが基礎代謝ですが、基礎代謝には個人差があります。

きちんと消費することを考えたら、余分なカロリーが余りすぎないようにするには、

  • 運動をしてカロリーを消費する
  • 基礎代謝を上げてカロリーを消費する

しかありません。

ヨーグルトは、基礎代謝を上げてダイエットをすることができる食品なのです。

 

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 ヨーグルトで基礎代謝が上がる

基礎代謝が下がっている状態は、次のような状態です。

  • 血行が悪い
  • 内臓機能が低下している
  • きちんと排泄できていない

体の各機能がきちんと働いていないと、体は休息状態になります。
忙しく動いている人よりも、椅子に座りっぱなし、あるいはソファに寝そべりっぱなしのほうが消費カロリーは少ないのと同じです。

厄介なことに、これは、活動的な人間か、活動しない人間かということは関係ありません。
忙しく飛び回っている人でも内臓機能が低下し、血行があまり良くなければ、「そんなに食べていないのに太る」という現象が起きます。

逆に、ごろごろしているのが好き、という人でも、内臓が元気で血行も良く、基礎代謝の高い人なら「食べているのにやせている」という現象が起きるのです。

内臓の元気のかなめは、腸が握っています。
腸が活発に活動していれば、不要なものを体がため込むことがありません。
不要なものは、便だけではありません。
不活発な腸には、悪玉菌が跳梁跋扈しています。
悪玉菌の作った有害物質は、血液とともに全身を回り、細胞や臓器に蓄えられてしまいます。

体全体の排出作業がうまくいっていれば、肺、尿、肌から排出することができるのですが、腸の排出機能がうまくいっていない場合、体全体の排出機能も下がっています。

なので、ダイエットしたかったら、まず腸の中からきれいにして基礎代謝を上げることが必要になってくるのです。

ダイエットお助け乳酸菌:ガセリ菌SP株

ヨーグルトのふたをよく見ると、「BB○○株」「○○SP株」などと書いてあるのが目につくはずです。
側面にも書いてありますよね。

これは、その乳酸菌の分離に成功した会社の頭文字が付いていることがあります。
「SP」と書いてある株は、旧雪印乳業(Snow Probiotics)が分離に成功した乳酸菌株です。
会社名は変更され、今は雪印メグミルクという名前になっています。

ガセリ菌SP株には、プロバイオティクス効果が認められています。
腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を改善できるという効果が認められている菌なのです。

このガセリ菌SP株には、内臓脂肪を低下させる効果があります。
ガセリ菌は、小腸にとどまって働きかける乳酸菌です。
小腸での善玉菌の働きが活発になると、脂肪や糖分、たんぱく質などの余剰分を排出する働きがあるのです。
食べ物を停留させず、早く排出することができるからです。

もちろん、腸内の環境を整え、便秘を改善する力もあります。
便秘は便が腸管に詰まる状態のことを言いますので、もちろん腸管の血行は圧迫されて悪くなります。
一つの部分の血行が悪くなると、全身に影響を及ぼします。

1日200gのガセリ菌SP株を含むヨーグルトを、肥満傾向の人が12週間毎日食べたらどうなるか、という実験がありました。
すると、内臓脂肪面積が平均4.6%も低下したという結果が出ました。
ウエストも、80㎝だった人は平均78.5㎝に、体重も80キロだった人は平均78キロ台後半になるという結果が出ました。

食事、運動量は実験前と実験後では変わらないように設定した実験でした。
純粋にヨーグルトの常用だけでこれだけ変わるという結果です。

ガセリ菌SP株が使われているヨーグルト

ナチュレ恵シリーズ

  • ナチュレ恵
  • ナチュレ恵脂肪0
  • ナチュレ恵フルーツヨーグルト
  • ナチュレ恵ガセリ菌SP株ヨーグルト
  • ナチュレ恵ガセリ菌SP株豆乳仕立て
  • ナチュレ恵ガセリ菌+グルタミンヨーグルト

ダイエットお助け乳酸菌:LP28株

生きている状態でのみ、脂肪肝やメタボリックシンドロームを予防・改善することがわかっている植物性乳酸菌です。

広島大学大学院の遺伝子制御科学研究室、杉山正則教授によって、龍眼(ロンガン)という果物から分離されました。
植物性乳酸菌は、果物や葉の表面で生息している乳酸菌で、外気にさらされ、葉や果皮そのものが出す殺虫成分、殺菌成分に耐え抜いて生息している菌です。
酸にも熱にも強く、人間の胃酸や胆汁は潜り抜けて生きたまま腸に達する種類が多いことで知られています。
もちろん、LP28株もその一つです。

マウスによる実験だと、高脂肪食を与えて太らせたマウスに、同じ高脂肪食を与えながら同時にLP28株を含むヨーグルトを与え続けたところ、8週間後にはマウスの脂肪肝が著しく改善されたという例がわかっています。

死んだ菌では、残念ながら体内に蓄積された脂肪を減らし、また脂肪を付けないようにするという効果は望めません。
生きたまま摂取して腸まで届けるということが必要になってきます。

LP28株が使われているヨーグルト

LP28株が使われているヨーグルトは、高原あせひら乳業が作っています。

スーパーでは見かけることの少ないヨーグルトですが、中国地方のスーパーにはおいてあるようです。
通信販売で手に入れることもできます。
乳酸菌は、出荷されたその時の菌数がマックスで、流通段階で減っていくといわれています。
一般流通よりも、通信販売のほうが流通にかかる時間が少ないので、菌数を求める方、地元のスーパーに置いていない方は通信販売がよいかもしれません。

安瀬平ヨーグルト

  • 植物乳酸菌使用 安瀬平ヨーグルト LP28株

ダイエットお助け乳酸菌:LGG株

世界で最も研究が進められている乳酸菌です。

人の健康の中で大変重要とされる腸内の環境改善に、確かで優れた効果があるというプロバイオティクス効果を世界30か国で認められている乳酸菌です。

この乳酸菌の表面には、小さな繊毛があるのです。小さな繊毛は、小腸にある絨毛や大腸の腸壁にしがみつくことができます。
このため、腸管にとどまって効果を発揮することができるのですが、このような形態を持っている乳酸菌は、現在発見されている乳酸菌の中では、LGG株のみです。

LGG菌の効能として期待されているのが、抗肥満作用です。
マウス実験では、太るメカニズムである、脂肪を体の中でエネルギーとして蓄える脂肪合成の働きを低下させることがわかりました。
また、体の中に蓄えられている脂肪組織に関して、脂肪を分解する働きが報告されています。
体の中には、脂肪細胞という細胞があり、この細胞が脂肪をため込んで結果的に太る、という働きをしてしまうのですが、LGG菌は、脂肪細胞の働きを抑制することもわかっています。

効果は、ダイエットだけではありません。
有害物質の発生、発がん性物質の産生抑制などが効果として報告されています。
これからも、新しい効果が発見される可能性が大いにあります。

日本では、タカナシヨーグルトがLGG株を使ったヨーグルトを販売しています。

タカナシヨーグルト

  • ドリンクヨーグルト おなかへGG!
  • タカナシヨーグルト おなかへGG!
  • LGG脂肪ゼロヨーグルト
  • 朝らくヨーグルト
  • LGG生乳100%ヨーグルト

ダイエット目的でヨーグルトを食べるなら

カロリーを自己制限してしまうのも問題ですが、やはり基本は摂りすぎないことも大切です。

このため、ダイエット目的のヨーグルトを選ぶ際には、「無糖」「プレーン」のものを選んでください。
どうしても甘味がほしい場合は、プルーンエキス(糖分無添加タイプのもの)がよいですよ。
甘みがあるだけでなく、プルーンは栄養も豊富で食物繊維も多く含んでいます。