ヨーグルト研究所

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メグミルク ナチュレ恵(ガセリ菌SP株・ビフィズス菌SP株)の効果

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メグミルクナチュレ恵は、2種類の乳酸菌を使用してできています。

ガセリ菌SP株と、ビフィズス菌SP株です。
どちらも「SP」が付いているのは、雪印メグミルクが発見した菌だからです。

ガセリ菌は、主に小腸で働く菌です。
それに、大腸で働くブルガリア菌を組み合わせ、2001年、世界で初めて「生きて腸に届き、人体に有為に働く」ことを科学的に認められたヨーグルトになりました。
まだ、プロバイオティクスがなかったころの話です。

ガセリ菌SP株、ビフィズス菌SP株それぞれの特徴・効果

についてご紹介します。

 

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ガセリ菌SP株の効果

ガセリ菌SP株は、正式名称をラクトバチルス・ガセリ2055という乳酸菌です。
小腸に多く住んでいるため、次のような効果があります。

小腸で働き、免疫力を高める

小腸には、パイエル板という免疫システムの司令塔のような部分があるほど免疫細胞が集まっています。

ガセリ菌は小腸にとどまり、免疫細胞に刺激を与えます。
免疫細胞と腸の働きは密接な関係にありますので、相互に影響しあって、お互いに良い状態になることができます。

免疫は、風邪やインフルエンザ、病気を防ぐためだけではありません。アレルギー症状も、免疫細胞の誤作動によっておこるものです。

腸を健康な状態にし、免疫細胞が正常に作動できる状態にしておくことで、花粉症をはじめとするアレルギー症状の軽減が期待できます。

内臓脂肪を減らす

ガセリ菌SP株は、腸の働きを活発にする乳酸菌です。
腸の働きが活発になると、食物が体内を通過する時間が少なくなります。
平均的に、健康な人の消化管は、口から食べた時から24~72時間ほどで食物を排せつ物に変えて体内から出します。

口から胃へ行くスピードは、ほとんど誰でも変わりません。
平均4時間ほどで食べ物は小腸へと移行します。
たまる場所は、腸なのです。
腸の働きが低下している人は、食べてから排泄するまでに、72時間以上かかることがあります。

便秘の人は、もっと長い時間食べたものが体の中に残留することになります。
すると、吸収する時間が長時間になるので、どんどん食べたもののエネルギーが吸収されてしまいます。

これが肥満の一因ではないかという説もあります。
食べ物の移動が早まれば、脂肪や糖分を過剰に吸収しなくて済みます。
現代日本の平均的な食事は、人間の摂らなければいけない最小限のエネルギーを大きく超えています。

内臓脂肪を減少させる効果は認められていますが、効果のメカニズムはまだ解明されていません。
今後の研究結果が楽しみです。

 

ヨーグルトでダイエットをする方法はこちら

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コレステロール値を低下させる

コレステロールは、それ自体は悪者ではありません。
が、高コレステロールになると、体内での合成システムや肝臓の働きのバランスが崩れてしまうのです。

ガセリ菌SP株は、コレステロールを吸着する働きがあります。
吸着して、そのまま一緒に排泄されることで、高コレステロールになるのを防ぎます。

乳酸菌は、コレステロールを手当たり次第に退治するものではありません。
多すぎるコレステロールを摂ってしまった場合に、そのバランスを整えてくれるものです。

ビフィズス菌SP株の効果・特徴

大腸に定着

ビフィズス菌SP株は、食べた後、大腸に定着して働くことがわかっています。
これは、ビフィズス菌がもともと人間の腸の中にいる細菌だからです。

大腸の環境を整える働きがありますので、腸を酸性にして、蠕動運動を活発化させます。
腸が酸性になると、悪玉菌自体も活発に増殖できなくなります。
その結果、悪玉菌は減り、善玉菌は増えるという現象が起き、理想の腸内環境に近づけるのです。

特に、悪玉菌の一種であるクロストリジウム菌を減らす効果があります。
クロストリジウム菌は、老化の原因とも言われています。
まだ解明はされていませんが、ビフィズス菌SP株の摂取によってアンチエイジングができるというのも、夢物語ではないかもしれません。

もちろん、善玉菌優位の腸にすることで、便秘を解消する効果もあります。

O-157の感染リスクを低減

食中毒の原因菌、O-157は、その毒素によって人間を志望させてしまうこともある怖い食中毒を起こす細菌です。
腸内細菌の中の一種ですが、人間に悪影響を及ぼすので、病原性大腸菌とよばれています。

マウスにO-157を感染させてから、ビフィズス菌SP株を含むヨーグルトを食べさせるとどうなるかを調べた実験があります。
ビフィズス菌SP株のヨーグルトを食べたグループは、死亡率が下がりました。

その他にも、毒素原性大腸菌が、感染するには、大腸菌が大腸に付着しないといけません。
大腸に付着しなければ、そのまま腸管を通過して排泄されます。

ビフィズス菌SP株は、BIFという付着阻止因子を作ります。
BIFが働くことによって、毒素原性大腸菌が大腸に付着することを防ぎます。
食中毒のリスクを減らすのがビフィズス菌SP株というわけです。

免疫力を向上

体の中には、さまざまな免疫細胞があります。
このうち、NK(ナチュラルキラー)細胞と、マクロファージと呼ばれる大食細胞は、異物を見つけると退治したり、とりこんで分解してしまう働きを持っています。

牛乳にも、ラクトフェリンという生理機能タンパク質が含まれています。
ラクトフェリンも食細胞活性を高めることができます。
が、ビフィズス菌SP株を含むヨーグルトは、牛乳の2倍の免疫力の活性効果が得られることがわかっています。

牛乳を飲んでも免疫力を向上させることはできます。
ただ、効果を求めるのなら、牛乳よりもヨーグルトのほうが短期間で倍の効果が得られるということになるのです。

こんな人におすすめ

  • 夏場の食中毒予防に
  • 便秘を解消したい人に
  • 風邪をひきにくい体質にしたい人に
  • ヨーグルトでダイエットをしたいと思っている人に

夏場の食中毒、特にお弁当を持っていくお子さんや大人の人は、作る側が気を付けてはいても、常に食中毒の原因にさらされているともいえます。

人間の体は、細菌が入ってきても免疫のおかげで退治することができますが、夏場の疲れ、夏バテなどで免疫力が低下していると、食中毒にやられてしまいかねません。

この心配を減らすのが、朝のヨーグルト習慣です。
朝食後にヨーグルトを食べることで、腸に食中毒菌が悪さをしにくい環境を作ることができます。

 

その他のヨーグルトと乳酸菌の種類と効果一覧はこちら

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お値段を調べてみました(都内某スーパー調べ・消費税抜き)

  • ナチュレ恵 400g:128円
  • ナチュレ恵脂肪0:218円
  • ナチュレ恵フルーツヨーグルトシリーズ:128円

味の評判・特徴

酸味が少なく、ホエーも少ないのが特徴です。
賞味期限ぎりぎりになるとホエーは浮いてきますが、工場出荷直後はかなり水分を含んだヨーグルトになっています。

加熱すると、酸味が強くなるように感じられます。
バナナや桃缶などを切って混ぜるフルーツヨーグルトにすると、果物の酸味が引き立って味わえるヨーグルトです。