ヨーグルト研究所

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明治ヨーグルト R-1(OLL1073R-1乳酸菌)の効果

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インフルエンザの季節になると、店頭に増える、赤いカップのヨーグルトを見たことはありませんか?

明治乳業の1073R-1乳酸菌を使ったヨーグルトです。

1073R-1乳酸菌は、ブルガリア菌の一つで、多糖類(EPS)と呼ばれるヨーグルトの粘り成分をたくさん産生することに特徴のある乳酸菌です。
EPSは、生き物の体の免疫力を向上する効果があることがわかっています。

ここでは、1073R-1乳酸菌の効果についてご紹介します。

1073R-1乳酸菌の効果

免疫力強化

体の免疫は、年とともに弱ります。
免疫力を作り出す免疫細胞は、全身の6割以上が腸にあるのですが、腸の老化とともに免疫細胞の働きも低下してしまうのです。

腸の老化がいつから始まるか、というと、なんと20歳前後です。
もっと遅いと思いましたか?確かに20歳はまだ若者です。
が、体は確実に加齢を重ねて行っているのですね。

腸の老化は、非常に穏やかですが、これに喫煙や過度のストレス、暴飲暴食などの食生活の乱れ、睡眠不足など生活習慣の乱れが加わると、老化は加速します。

腸内にある免疫細胞は、すべてが働いているわけではありません。
ほとんどが休眠状態にあるのです。全身の免疫機能をもう一度高めようと思ったら、腸の免疫細胞に刺激を与えて起こしてあげなければなりません。

1073R-1乳酸菌は、免疫細胞の中でも、特にNK細胞(ナチュラルキラー細胞)に作用します。
NK細胞は、免疫機能の最前線を担う役割で、血液の流れによって全身を回り、外から入ってきた有害な細菌やウイルスを殺す働きをします。

 

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風邪への罹患リスク低減

1073R-1乳酸菌を使ったヨーグルトを実際に食べ、風邪への罹患リスクを調べた実験があります。

1073R-1乳酸菌のヨーグルトを1日90g食べるグループと、牛乳を1日100ml飲むグループに分けて、元気な高齢者を対象に免疫システムへの働きを調べたのです。

山形県(対象者70歳~80歳57名)と佐賀県(60歳以上、85名)の実験では、山形県で8週間、佐賀県では12週間の継続を行いました。

その結果、ヨーグルトを食べたほうのグループは、牛乳を飲んでいたグループに比べると平均で4割しか風邪をひくことがありませんでした。

8週間よりも、12週間のほうが風邪をひく率は少なく、継続して摂ることによって風邪罹患リスクが減少することがわかりました。

また、このとき同時にNK活性についても調査がされましたが、ヨーグルトを食べていたグループのほうは、摂取前に比べて正常値よりもNK活性が上昇したのです。

NK活性上昇

1073R-1乳酸菌がNK活性を上昇させることについては、マウスの実験もあります。
ナチュラルキラー細胞が活発に働く度合をNK活性と言います。
NK活性が下がってくると、免疫力が低下しますので、体内の免疫力を計る有効な指標として使われています。

実験は、水を与えた場合と1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルト、種類の違うヨーグルトと牛乳の4種類を使って行われました。

実験結果では、一番NK活性が上がったのが1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルトを食べたマウスのグループでした。

NK細胞はウイルスに感染した細胞や、がん細胞などを攻撃し、減らす働きがあります。

インフルエンザ予防効果

マウスによる実験

インフルエンザウイルスに感染させたマウスを使って生存率を調べたデータもあります。

マウスはインフルエンザウイルスに弱く、罹患すると10日以内で全滅してしまいます。
1073R-1乳酸菌ヨーグルトをあらかじめ感染させる3週間前から与えておいたグループと、水を与えたグループについて、生存率を調べました。

すると、3割強のマウスが10日を過ぎても生存していたのです。
ちなみに、実験の期間の3週間を過ぎてもマウスが死ぬことはありませんでした。

免疫を向上させる効果がある1073R-1乳酸菌のEPSだけを用いた同じ実験もありますが、EPSだけを摂取するよりもヨーグルトを摂取したマウスのグループのほうが生存率が高かったのです。
EPSだけに効果があるのではなく、ヨーグルトとして食べるところに意味があるようです。

以上はインフルエンザウイルスに感染する前からヨーグルトを食べていたマウスの実験です。
では、インフルエンザウイルスに感染した後にヨーグルトを食べた場合はどうだったのでしょう?

マウスの免疫細胞は、脾臓に集まっています。
脾臓の免疫細胞を調べると、マウスのNK活性の度合いがわかります。
インフルエンザウイルスに感染したマウスに1073R-1乳酸菌ヨーグルトを食べさせた場合と水だけの場合を比べた実験があります。

インフルエンザウイルスに感染してしまったあとでも、ヨーグルトやEPSを与えたマウスのほうが脾臓細胞のNK活性は上昇しました。

このことから、インフルエンザシーズンに入る前はもちろん、インフルエンザウイルスに感染した後でも、1073R-1乳酸菌はウイルスを減らす効果があることがわかりました。

ヒト実験

インフルエンザの予防注射を打ったのに効かない、という話を聞いたことはありませんか?
体験している方もいらっしゃるかもしれません。

インフルエンザワクチンを接種する3週間前から1073R-1乳酸菌ヨーグルトを食べていると、食べていないときに比べて1.5倍以上もワクチンの効き目が強いことがわかっています。
A型、B型ともに同じくらいの効き目があります。

ワクチン接種後6週間で、1073R-1乳酸菌ヨーグルトの摂取は終了しましたが、この後の追跡調査では、12週間後もワクチンの効果を強める働きが確認されています。

こんな人におすすめ

  • 受験やプレゼンなど、休めない大事なものを抱えている人
  • 風邪やインフルエンザにかかりたくない人

体を強くしたい、体調不良予防をしたいという方に特におすすめのヨーグルト、乳酸菌です。

ドリンクタイプもあり、生活にも取り入れやすいです。

 

その他のヨーグルトと乳酸菌の種類と効果一覧はこちら

yogurt.hatenablog.com

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お値段を調べてみました(都内某スーパー調べ・消費税抜き)

  • 明治プロビオヨーグルトR-1:126円
  • 明治プロビオヨーグルトR-1低脂肪:126円
  • 明治プロビオヨーグルトR-1 ブルーベリー脂肪0:126円
  • 明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ:149円
  • 明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ低糖・低カロリー:149円

味の評判・特徴

ヨーグルトっぽくなく、どちらかというとマイルドでクリーミーです。ヨーグルトが苦手な人にも抵抗なく食べられます。

低脂肪のものが、結構食べ応えがあるのに驚かされます。低脂肪というと、軽くなるイメージがあるのですが、これは意外でした。ヨーグルトドリンクは、のどに引っかかる感じもするという方もいらっしゃいますが、これは割とするっと喉を通ります。幅広い嗜好の人に受け入れられるヨーグルトではないかと思います。

明治プロビオヨーグルトR-1について

明治プロビオヨーグルトR-1は、1073R-1乳酸菌を使ったヨーグルトとして、明治乳業が開発しました。
優れた免疫力向上効果、インフルエンザ予防効果などを用いて体調管理に役立つヨーグルトを作りたい、という気持ちから生まれたヨーグルトです。

プロビオ、というのは、プロバイオティクスから取られた言葉です。
科学的に、腸内細菌叢に働きかけて腸内環境を改善し、健康に役立つと認められたものは、「プロバイオティクス効果」を書くことが許可されています。

もちろん、健康になるための習慣を、おいしく、そして長く続けてもらうために味についてもこだわっているそうです。

また、「強さ引き出すプロジェクト」として、受験生応援プロジェクトも行っています。
インフルエンザの流行する1月~2月は、受験シーズン。絶対にインフルエンザにかかっていられない、でもかかってしまったら一刻も早く治したい。
そんな受験生のための応援プロジェクトです。

インフルエンザにかかりたくないのは、受験生だけではないはずです。
次のプロジェクトも用意されているようですので、店頭やCMでの発表が楽しみですね。