ヨーグルト研究所

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カラダ強くする飲むヨーグルト(モラック乳酸菌)の効果

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モラック乳酸菌は、「免疫力を高める」ことを追求し、森永乳業が選び抜いた乳酸菌です。
聞きなれない名前ですが、森永の「も」と、乳酸菌を意味する「ラクトバチルス」の「らく」から、名づけられました。

現代は、ストレス社会です。
ストレスや、過度な労働、生活リズムの変化などは、免疫力を低下させ、現代人の体を非常に弱いものにしています。

ここでは、

  • モラック乳酸菌の特徴
  • モラック乳酸菌の効果
  • 免疫力を上げるために
  • カラダ強くする飲むヨーグルトについて

をご紹介します。

 

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モラック乳酸菌の特徴

モラック乳酸菌は、森永の登録商標です。
乳酸菌の名前としては、MCC1849株という名前で、ラクトバチルスといわれる乳酸桿菌の仲間です。

モラック乳酸菌の研究はまだ歴史が浅く、初めて研究結果が日本農芸化学会に発表されたのも、2014年度のことです。
が、「生きて腸まで届く」プロバイオティクス効果がある乳酸菌とは違い、さまざまな効果が死菌で確認されています。 

死菌は、特に免疫力活性に効果があるとされています。
その中でも、完全に加熱殺菌された状態で効果が認められていますので、今後、お年寄り向けのレトルトパウチ流動食や、加熱殺菌が必要な食べ物などに応用が期待されています。

外から菌が侵入してくると、一番に菌がたどり着く場所は、肺です。
このことから、免疫力が弱まってくると、肺炎が一番の死亡原因になってきます。
60代では10万人に5人程度の肺炎死亡割合は、85歳以上には、10万人当たり年間2000人以上に膨れ上がります。

生きて腸まで届く乳酸菌も効果が高いのですが、一部の病人や、流動食を必要とする方には、生きている状態の菌を入れることは難しいのです。
加熱殺菌されての効果が認められているモラック乳酸菌は、さまざまな活用方法が考えられ、模索されています。

モラック乳酸菌の効果

免疫力を向上させる乳酸菌です。
具体的には、以下のように作用します。

インフルエンザ感染の症状を軽減

インフルエンザウイルスを吸入させて、肺インフルエンザの状態にしたマウスに、モラック乳酸菌を摂取させた実験があります。
すると、モラック乳酸菌を摂取させなかったグループに比べて、5分の1程度の症状になることがわかりました。

これは、インフルエンザウイルスと闘う抗体を、モラック乳酸菌の働きがサポートしたカラダという見方がされています。
実際、体内にウイルスが入ってきて、どこかで増殖を始めると、インフルエンザの症状になります。
ウイルスが入ってきていても、増殖を止められる抗体が盛んに活動していれば、インフルエンザの諸症状は低減します。

モラック乳酸菌を摂取すると、菌体成分が腸管から吸収されます。
腸管に吸収された成分は、血管やリンパ管に流れ込み、血液やリンパ液と一緒に、全身をくまなくめぐります。
すると、免疫細胞を刺激し、抗原に対しての活動を活発にするのです。

こうした乳酸菌の働きにより、外から入ってきたインフルエンザウイルス(抗原)への免疫細胞の反応が良くなります。
そして、インフルエンザウイルスの増殖を食い止められるため、症状が軽く済むということになるのです。

消化管からの細菌感染を防止

細菌は、呼吸によって肺から侵入するだけではありません。
ウイルスや細菌が付着したものを口に入れることで、消化管からも侵入してきます。

胃では死なない乳酸菌もいるように、胃では死なない病原性細菌もいます。
また、食事の前の空腹時には大変強い酸性を持つ胃酸も、食事の後には薄まっていますので、その際に侵入した細菌は殺菌しきれないということが起こります。

腸までたどり着くと、そこは腸内細菌の住処です。
腸内細菌に取って活動しやすい環境とは、病原性細菌にとっても増殖しやすい環境なのです。
健康な腸なら、善玉菌が酸性の腸を保持していますので、酸に弱い細菌を退治することができるのですが、不健康な腸は、アルカリ性に傾いています。
アルカリ性の環境は、病原性細菌が活動しやすい環境なのです。

医学事典を参照すると、病気の数が一番多いのは、腸です。

モラック乳酸菌の菌体成分が腸管から取り込まれると、lgA抗体が活発に作られるようになります。
lgA抗体は、消化管に侵入した細菌にくっつく性質があります。
細菌に抗体がくっつくことによって、細菌の活動を制限してしまいます。

このため、消化管から病原性細菌が体の中に入ってきたとき、活動を抑制する力が生まれます。
それを「免疫力」と言います。モラック乳酸菌は、lgA抗体を盛んに活動させることによって、体を病気や感染症から守ってくれるのです。

免疫力を上げるために

免疫力を上げるには、乳酸菌の菌体成分が腸管に吸収される必要があります。
つまり、吸収機能が正常な腸である必要があるということです。
このためには、便秘はまず一番の敵です。

便秘は、腸の結構を悪くします。
ずっと腸壁を圧迫している状態になってしまうからです。
どこか一か所を圧迫されると、圧迫されているところだけにダメージがたまるのではありません。
あたり一帯にダメージが生まれてしまいます。

菌体成分を活発に吸収する腸にするため、便秘を解消して、活発に動く腸を作る必要があります。

近年、問題になっているのが、特に若い女性に多い「下剤の使用」です。
市販の下剤は、ほとんどが「大腸刺激性下剤」といい、大腸に直接刺激を与えることによって、無理やり腸を動かす種類のものです。
即効性があるので、つらい症状を早く軽減させることができます。

ところが、大腸刺激性下剤は、腸の働きを弱めてしまう薬物でもあるのです。
もちろん、つらい症状の時には使って構いません。
ところが、便秘への恐怖から、下剤を常用し始めてしまう人がいるのです。
これは、大変危険なことです。

刺激に対して鈍感になってしまった腸は、だんだん自力で動く力を失っていきます。
そして、だらんと弾力のないゴムのような状態になります。
この状態になると、腸の細胞の働き事態もうまくいかなくなってきますので、メラニン色素の排出もうまくいかず、メラニン沈着が起こります。
真っ黒な腸になってしまうのです。

これを、大腸メラノーシスと言います。
以前は、老人性の病気だったのですが、細菌では下剤を常用している若い女性にも増えてきました。
下剤を常用する便秘の解消法は、決して行わないようにしてください。

便秘を解消するには、乳酸菌の摂取はもちろんですが、軽い運動や食生活に気を付けるだけで大丈夫です。
便秘は、完全な生活習慣病です。運動して全身の血行を良くし、筋肉の力で腸を動かし、食べ物に気を付けて、中からも外からも健康な腸を作るための努力をしてみましょう。

健康な腸は、菌体成分の吸収も速やかです。
免疫力も向上し、体内に侵入した病原菌にも素早く対処でき、健康に暮らせるという良い循環を味わってください。

カラダ強くする飲むヨーグルトについて

このヨーグルトは、「ラクトフェリンとビフィズス菌モラック乳酸菌トリプルで健康習慣カラダ強くする飲むヨーグルト」という長い正式名称です。

ラクトフェリンとは、母乳に多く含まれている成分で、すべての人の体内に存在します。
母乳を飲んでいる赤ちゃんのほうが、ミルクを飲んでいる赤ちゃんよりも病気になりにくいことに注目し、森永乳業が研究を進めている成分です。
血液に吸収されることはありませんが、腸管免疫を上げるのに役立っていると考えられています。

ビフィズス菌は、高い整腸作用を持っている腸内細菌です。
食物を分解して乳酸を出す性質を持っています。
乳酸は、腸に作用して蠕動運動を促し、便秘を改善して、よい状態の腸を作ります。

これにモラック乳酸菌の性質がプラスされ、健康維持と促進のために高い効果が期待されている飲むヨーグルトです。

こんな人におすすめ

  • 免疫力を上げたい人
  • インフルエンザにかかったかも?の初期対策として
  • 冬場に休めない仕事を抱えている人
  • 高齢者の肺炎予防をしたい人

お値段を調べてみました(都内某スーパー調べ・消費税抜き)

  • カラダ強くする飲むヨーグルト(森永ラクトフェリン ドリンクヨーグルト 110ml:112円

※モラック菌のヨーグルトは、森永乳業の宅配専用のものもあります。

味の評判・特徴

冬になると飲む方が多いようです。
まとめ買いをする方も多いのですが、比較的賞味期限が短いので、あまりまとめ買いには向かないという口コミをたくさん見ました。

味そのものは、普通のヨーグルトです。
森永の加糖ヨーグルトが食べられる方なら、違和感なくのめると思います。