ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

便秘改善におすすめのヨーグルトまとめ

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数あるヨーグルトの中でも、特に便秘解消を目的としてヨーグルトを探している方、いらっしゃいますよね。
ヨーグルトを食べているのに、便秘改善が感じられない、という方は、そのヨーグルトの乳酸菌が、腸にあっていないからかも知れません。
同じ家族でも、合う合わないが違う、というのも、良くある話です。

ここでは、

  • 乳酸菌、合う合わないの見分け方
  • 整腸作用に優れているヨーグルト
  • ヨーグルトの効果をさらに上げたいときには
  • 便秘で気を付けたいこと

をご紹介します。

 

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乳酸菌、合う合わないの見分け方

生まれてすぐの赤ちゃんの便(胎便といいます)からは、悪玉菌が検出されません。
生後2日目くらいから、赤ちゃんのお腹の中では善玉菌であるビフィズス菌が増殖し始め、生後1週間で善玉菌だらけのお腹になります。

ところが、どんどん悪玉菌が赤ちゃんの体の中に侵入してきます。
赤ちゃんのほっぺをつついたり、手を触ったりしたこと、ありませんか?
あの時に、大人が持っている悪玉菌も善玉菌も、赤ちゃんの肌に移っています。
そして、その肌に触った手を赤ちゃんが口に入れることにより、あるいはお母さんの乳首を口に入れることにより、赤ちゃんの腸に様々な細菌が送り込まれているのです。

これは、悪いことではありません。
自然な免疫力を付けるために大切な作業です。
地球上で生活する限り、無菌状態で大きくなることはできません。

もともと生まれた時には、胎児だったころの母親の腸内環境を受け継ぎます。
が、その後、成長とともに食の好みや、トイレ習慣、また、平均体温などによっても、腸内環境は変わってきます。
このため、家族の中でも、同一の腸内環境という人はいません。

口から入れた乳酸菌は、おなかの中にもともといる乳酸菌と影響しあって活動します。
このため、プロバイオティクス効果があるから、生きて腸まで届くから、と言っても万人の腸に効くわけではありません。

まず、目安として2週間続けてみてください。
2週間続けて、なにも効果が感じられない場合は、あなたの腸にはそのヨーグルトは向かなかったということです。
違うヨーグルトを試してみましょう。

 具体的なヨーグルトの便秘改善効果はこちらで解説しています。

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整腸作用に優れているヨーグルト

明治ブルガリアヨーグルトLB81

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40年のロングセラーを誇るヨーグルトです。
ブルガリア菌2038株と、サーモフィラス菌1131株が配合されたLB81株という乳酸菌を使っています。

プロバイオティクス効果に優れており、トクホの商品でもあります。

この2つの乳酸菌には、高い整腸作用があります。
外から腸に入れた乳酸菌は、腸に定着しませんので、継続して摂る必要があります。

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ダノンビオシリーズ

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高生存ビフィズス菌BE80株を使用しているヨーグルトです。
最大の特徴としては、出荷時からテーブルまで、賞味期限内なら、乳酸菌の数が減らないことです。

乳酸菌の効果については、さまざまな実験がなされていますが、共通していえるのは、「たくさんの菌数を取ると効果が高い」ということです。
これは、どの効果に対しても同じです。

このため、乳酸菌のサプリメントなどは、いかにたくさん菌数を入れ込めるかに注目して開発がすすめられています。
現在販売されている中で、一番多いのは「ベルムカイン-プレミアム」というサプリメントで、実に1包みあたり、7兆5000億個の乳酸菌を配合しています。
これは、一般的なヨーグルト750個分にあたりますので、ヨーグルトでこの数を取ろうとすると、たいへん非現実的です。

が、便秘解消を目的とするなら、そこまでは必要ではありません。
とはいっても、そのヨーグルトに含まれている乳酸菌は目いっぱい取りたいものですよね。

そんな方に、ダノンビオは根強い人気を持っています。
2週間で効果が実感できることは公式ホームページにも書いてあります。
一度お試しください。

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ナチュレ恵megumiヨーグルト

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小腸と大腸、両方のサポートが期待できるのがナチュレ恵megumiヨーグルトです。
ガセリ菌SP株は小腸で免疫力向上に働きかけ、ブルガリア菌SP株は大腸まで生きて届いて、腸の環境を良くする効果があります。
2つとも、比較的腸に長くとどまることができる乳酸菌なので、効果の持続が期待できます。

脂肪分が気になる方には、脂肪ゼロタイプもあります。
こちらも、同じくガセリ菌SP株と、ブルガリア菌SP株が入っていますので、同じ効果が期待できます。

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フジッコ カスピ海ヨーグルト

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クレモリス菌FC株が含まれたヨーグルトです。
クレモリス菌FC株は、あの糸を引く感じに特徴があります。
EPSと呼ばれる多糖類に様々な効果が期待されているのですが、免疫活性効果やアトピー性皮膚炎などの症状の改善に加え、高い整腸効果もあります。

クレモリス菌そのものにも効果があるのですが、クレモリス菌が出すEPS(多糖類)は、人間の持っている消化酵素で分解することができません。

なので、口から入れたEPSは、そのまますべて大腸まで到達します。
そのため、腸へ行くために減ってしまうさまざまな乳酸菌よりも、いろいろな分野に様々な効果があることが証明されています。

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ヨーグルトの効果をさらに上げたいときには

便秘改善効果を狙いとする場合、温めすぎてはいけません。
生きて腸に届く乳酸菌が便秘改善に効果があるので、温めすぎると殺してしまいます。

乳酸菌が一番活発に働くのは、40℃前後です(クレモリス菌FC株は、30℃程度です)。
50℃くらいになると動きが弱り、60℃でもう殺菌寸前です。

このため、温かくして食べたい場合は、熱めのお風呂までにしておいて下さい。

 ヨーグルトを温める効果についてはこちらでも解説しています。

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食物繊維が含まれるフルーツを混ぜるのも良いです。
果物の中で食物繊維が多いのは、リンゴです。
煮ても食物繊維は減らず、カサが減るので煮たリンゴを混ぜるのはおすすめです。
面倒な人はジャムでも平気です。

リンゴに含まれるペクチンは、ジャムにもゲル化剤としてよく使われています。
ペクチンは水溶性食物繊維なので、便秘にも効果がありますので、おすすめです。

また、腸の中でさらに効果をあげたい時は、乳酸菌と同時にオリゴ糖を摂るとよいです。
オリゴ糖は、腸の中で乳酸菌のエサとして働きます。
便秘中の人の腸内環境は、悪玉菌優勢に傾いていることがほとんどです。

このため、乳酸菌にも非常に生きにくい環境となっています。
乳酸菌とエサを一緒に送り込んであげられるので、オリゴ糖は大変便秘にも効果があります。

便秘で気を付けたいこと

確かに、ヨーグルトは便秘に大変効果があります。
が、頑固な便秘は放っておくと、その後ろに病気が隠れていることがあります。
過敏性腸症候群や、腸閉塞、大腸がん、低カリウム血症など、腸の不調の始まりのサインかもしれません。

このため、改善しないなと思ったら、何らかの病気の可能性も視野に入れて下さい。
腸は、体の中で健康をつかさどる大事な臓器ですが、体の中で、病気の種類が一番多い臓器でもあります。

ほんのちょっとした便秘なら心配はありませんが、頑固な便秘が繰り返すようなら、便秘外来などを受診してみてください。