ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

免疫力向上におすすめのヨーグルトまとめ

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免疫力というと、何を思い浮かべますか?
一番パッと思いつくのは、インフルエンザでしょうか。
子供のころは、風邪を引いたら学校を休んで寝ているだけで良かったのに、大人になるとそうもいきません。

風邪やインフルエンザが蔓延する原因となる場所は、なんと、電車内だといいます。
密閉された空間に、長時間ウイルス保持者と乗ることになるからです。
軽症のウイルス保持者は、「ちょっと調子が悪い」程度のことが多いので、自分では気づかない人もいます。

同じウイルスに接しても、感染する人としない人がいます。
そのカギが、免疫力です。
ここでは、

  • 免疫力をあげるヨーグルト
  • ヨーグルトの効果をよりあげるために

をお伝えします。

 

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 免疫力をあげるヨーグルト

免疫力の種類はいろいろありますが、ここでは、インフルエンザなどのウイルスや、病原性細菌などに対する免疫力をあげるヨーグルトをご紹介します。
同じ免疫でも、アレルギーに対する免疫を上げるヨーグルトは、「花粉症に効くヨーグルトまとめ」に載せてありますので、そちらをご覧になってください。

フジッコ カスピ海ヨーグルト

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クレモリス菌FC株が、免疫力をあげる働きがあります。
ウイルスに感染させる1週間前から、感染させた4日後までクレモリス菌FC株を与えたマウスの実験があります。
マウスは大変インフルエンザに弱い動物で、感染させるとほぼ10日以内に全滅します。

クレモリス菌FC株を与えたマウスは、与えなかったマウスに比べて、体重の減少(衰弱)が抑えられたばかりか、高い生存率が示されました。

与えなかったマウスはほぼ死んでしまったことから、腸に集まっている免疫細胞にクレモリス菌FC株が働きかけた結果であると言えます。
クレモリス菌FC株には、独特の粘り成分である多糖類が含まれており、消化酵素で分解されずに腸まで届きます。
分解されずにほぼ全量が腸に行くことで、大きな効果を出しているようです。

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森永ビヒダスヨーグルトBB536

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ビフィズス菌や乳酸菌の菌体成分が、腸管から血液やリンパ液に流れ込むことによって、全身の免疫細胞は活性化します。
免疫細胞が活性化すると、ウイルスなどに対して早く反応できるようになります。
免疫細胞が反応するのに時間がかかると、風邪の原因菌やウイルスは、体の中で増殖を開始してしまいます。

増殖してしまったウイルスには、どんな免疫細胞も十分に効果を発揮することができません。
ウイルスに免疫細胞が「負ける」という状態が起きてしまいます。

負けない免疫細胞を作るためには、善玉菌の菌体成分を、きちんと血液やリンパ液まで届けなければいけません。
そのためには、腸の状態を良くしておかなければいけません。

BB536は腸まで生きて届き、酢酸や乳酸を産生します。
酢酸が悪玉菌を殺す働きをし、乳酸が善玉菌を増やす働きをします。
このため、腸内環境を整え、善玉菌優勢の腸を作る力に優れているのです。

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ヤクルト

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カゼイ・シロタ株の効果で、インフルエンザなどに対する免疫力を高めることができます。

動物実験では、インフルエンザウイルスを投与したマウスに、カゼイ・シロタ株を与えると、インフルエンザにならないという結果が出ています。

人間の体の中の免疫というと、インターフェロンが上げられます。
インターフェロンとは、ウイルスなどが体内に侵入してくると、大量につくられる物質です。
このインターフェロンが、「ウイルスが入ってきた!」という信号に答えて分泌されます。
インターフェロンはリンパ球などの白血球に働きかけ、全身規模でウイルスを退治する働きをするのです。

カゼイ・シロタ株には、インターフェロンを出す働きがあります。
風邪の人も、病気の人も、健康な人に比べてインターフェロンは低下しています。
ヤクルトで、インターフェロンを作る力をアップさせることができます。

植物性乳酸菌ラブレシリーズ

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植物性乳酸菌ラブレシリーズを作っているラブレ菌にも、インターフェロンを作り出す効果があります。
インターフェロンは、免疫細胞に働きかけるのはもちろんですが、特にNK(ナチュラルキラー)細胞という、全身をパトロールしてくれる細胞を活性化させます。

風邪も病気と一緒で、早期発見、早期対処が大事です。
早期発見・早期治療することができるのがNK細胞です。

生きて腸まで届く、と言う効果のある乳酸菌は、少なくありません。
ところが、これは決して100%の生存率を示す言葉ではありません。
4割でも、腸に届けば「生きて届く乳酸菌」になります。

植物性の乳酸菌は、動物性のものに比べて、温度も低く、植物が表面の細菌を防ぐために出す殺菌成分と戦いながら生きています。
このため、細菌を殺すために高い胃の酸性度をくぐりぬけることができます。
数ある植物性乳酸菌の中でも、ラブレ菌の生存率はトップクラスです。

ラブレ菌にも、クレモリス菌FC株と同じく、多糖類をたくさん分泌する特徴があります。
この多糖類のために、消化液に対して強い耐性を持つのではないかと考えられています。

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恵megumiナチュレヨーグルト

 

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生きて腸に定着できるガセリ菌SP株を配合しています。
小腸で働き、免疫力を上げる効果があります。

免疫細胞は、腸に多く集まっています。
中でも、小腸の突端にあるパイエル板という部分は免疫細胞の司令塔です。
ガセリ菌SP株は、小腸に働きかけることによって、免疫細胞を活性化します。

ただ、どんなに小腸で頑張っても、乳酸菌やビフィズス菌の菌体成分を血液やリンパ液に取り込めなければ、効果は半減します。
血液やリンパ液は、有害成分と菌体成分を分けて吸収することができません。
なので、有害成分が多い腸の持ち主は、きちんと菌体成分が吸収されず、全身の免疫力が落ちてしまいます。

このため、大腸ももちろん環境を整えなければなりません。
恵megumiナチュレヨーグルトにはもう一つ、ビフィズス菌SP株が入っています。
ビフィズス菌SP株は、大腸の調子を整えるのに役に立ちます。

小腸と大腸の2方向に働きかけることで、免疫力の向上に効果があるヨーグルトです。

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おいしいカスピ海特選生乳100%

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グリコから出ている、「おいしいカスピ海」ヨーグルトには、GCL1176株で作られています。
GCL1176株は、多糖類を作り出すクレモリス菌の一種です。
高い整腸作用が証明されている乳酸菌です。

ヨーグルトは、牛乳を発酵させて作るものです。
牛乳の中に含まれている乳糖が、発酵によって多糖へと変化します。
変化する際に、網目状の構造になり、牛乳の本来持っているたんぱく質と絡まります。
この「絡み」が、糸を引くような粘りを作り出します。

高い整腸作用によって、免疫力を向上させることが証明されています。

カスピ海ヨーグルトは、糸を引くため、流行当初「いたんでいるのでは…」と心配した方も多いのです。
ヨーグルトは、傷むと、糸を引くのではなく、もろもろに分離します。
そぼろ状に分離したヨーグルトは、食べないでくださいね。

明治プロビオR-1ヨーグルト

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高い免疫力向上効果により、特にインフルエンザなどの強いウイルスに抵抗力のある乳酸菌です。
高い効果があるので、インフルエンザのシーズンが始まったあたりから、売り場の面積が増えます。

絶対風邪をひきたくない!という方は、シーズン最初から飲んでおくとよいでしょう。
味もよく、絶賛する人が多いヨーグルトです。

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ヨーグルトの効果をより上げるために

免疫力を上げる直接の原因となる、菌体成分を十分血液やリンパ液内に取り込むためには、大腸から老廃物を減らしておかないといけません。

このため、普段便秘がちな人は、ヨーグルトに加えて、食事も少し気を付けてみてください。
便秘に対抗する三種の神器は、「乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖」です。
生野菜ではたくさん量を食べることができないので、温野菜のサラダなど、おすすめです。
食後のヨーグルトには、オリゴ糖シロップなどをかけると最強です。
オリゴ糖は、純度が高いほうが効果がありますので、フラクトオリゴ糖かガラクトオリゴ糖の、できるだけ純度が高いものを選んでください。