ヨーグルト研究所

ヨーグルトの効果・ダイエット方法・レシピや作り方、乳酸菌ごとの特徴を公開しています。

花粉症におすすめのヨーグルトのまとめ

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花粉症は、日本ではもはや国民病と言っても良いのではないかと思います。
花粉症は、免疫システムの異常によっておこります。
大人だけでなく、子どもにも増加している症状です。

花粉症をよくするためには、飲み薬、点鼻薬、漢方、様々な種類の治療があります。
今年あたりから、直接アレルゲンを持つ花粉を、あらかじめ舌の裏で吸収しておくとよい、という治療法が新聞をにぎわせはじめました。

こちらでは、

  • 花粉症に効くヨーグルト
  • いつから食べ始めたらよいか

をご紹介します。

 

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花粉症に効くヨーグルト

花粉症は、免疫システムが異常を起こすことにより、アレルゲンに対して、ヒスタミンなどのかゆみ物質が分泌されてしまう症状です。

免疫システムを作っているのは免疫細胞です。
私たちの腸には、全身の6割から8割の免疫細胞が集まっています。
特に、小腸には、パイエル板もあります。
免疫細胞がたくさん集まっている場所です。

免疫システムに良く働きかける乳酸菌を持つヨーグルトを集めてみました。

 詳しい効果についてはこちらで解説しています。

yogurt.hatenablog.com

森永ビヒダスヨーグルトBB536

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森永ビヒダスヨーグルトBB536には、花粉症による諸症状を和らげる力があります。
くしゃみ、咳、鼻水、目や鼻のかゆみなどです。

ヒト試験が行われています。
実際に花粉症の症状のある人に、1日当たりBB536株を20億個以上含むヨーグルトを14週間、3か月と半月にわたって食べてもらった結果があります。
この実験では、特に目と鼻のかゆみの低減に効果があったことが証明されています。
この試験は、スギ花粉による花粉症の症状を持っている人に行われました。
すると、3か月半の試験終了後には、スギ花粉に対するlgE値が下がったという結果が出たのです。

lgE値というのは、特定のアレルゲンに対するアレルギー体質の「なりやすさ」の指標です。
この値が下がったということは、花粉症の症状が出にくくなったということを表します。

このことから、BB536株は、始まってしまった花粉症の症状を和らげるだけでなく、シーズン前から摂取していれば、花粉症自体の症状も軽くなるということが証明されました。

yogurt.hatenablog.com

おいしいカスピ海特選生乳100%

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「おいしいカスピ海」に含まれているのは、GCL117株です。
カスピ海ヨーグルトを作っている、クレモリス菌の一種で、高い免疫力向上効果を持っています。

BB536のところでも書きましたが、lgE値は、アレルギー反応が起こるうえで、大変重要な値です。
血液中のlgE値が高くなると、アレルギー反応を起こしてしまうからです。
値の上昇が抑えられれば、たとえアレルゲンが体の中に入ってきたとしても、アレルギー反応が起きるのを予防することができます。

GCL1176株は、lgE値の上昇を抑えることができます。
このため、花粉症ばかりでなく、アレルギー体質、アトピー性皮膚炎などの改善が認められている乳酸菌です。

ヤクルト

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カゼイ・シロタ株の含まれている飲むヨーグルトです。
ヤクルトレディが宅配してもくれますが、一部商品以外はスーパーでも取り扱っています。
ヤクルトレディとスーパーでの市販品と何が違うか、というと、乳酸菌の菌数の違いです。

乳酸菌の効果は、摂取する菌数によって変わってきます。
よりよい効果を望むなら、1日100億個以上の乳酸菌を摂るとよい、と書いてある本が多いです。
市販品のヤクルトも、150億個の菌数を保有しているため(工場出荷時)、効果としては十分です。
ヤクルトレディから買えるものは、400億個の菌数を保有するものもあります。

カゼイ・シロタ株は、免疫システムの異常を治す働きがあります。
lgE値が上昇すると、アレルギー反応がでやすくなります。
lgE値を上昇させているのは免疫細胞の中のTh2細胞です。
カゼイ・シロタ株は、免疫細胞に働きかけ、Th2細胞を減らす働きがあるのです。
Th2細胞を減らすと、lgE値が減少します。
そして、アレルギ‐反応そのものを起こしにくくすることができるのです。

現代人は、食生活やストレスの関係で、Th2細胞が上昇しやすい環境に住んでいます。
花粉症の症状は、さらにストレスをためてしまいます。
目薬や点鼻薬で外から止めるだけでなく、体の中からも免疫システムをケアしていきたいものです。

タカナシおなかへGG!

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タカナシおなかへGG!には、LGG菌が含まれています。
繊毛を持つ、特殊な菌です。
本来乳酸菌は動けませんが、繊毛のおかげで腸に比較的長時間滞在できる菌です。

LGG菌は、花粉症の鼻づまり症状を改善できます。
10週間の毎日摂取で、鼻づまり症状が軽減できたというヒト試験の結果があります。
花粉症と同じ、アレルギーによる、子どものアトピー性皮膚炎も改善の効果が認められています。

yogurt.hatenablog.com

明治プロビオヨーグルトR-1

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明治プロビオヨーグルトR-1に含まれているのは、すぐれた免疫力向上効果のある1073R-1乳酸菌です。
高い免疫力向上効果で、インフルエンザや風邪などの罹患を減らすことができるだけでなく、腸の免疫細胞に働きかけることによってアレルギー症状も軽減します。

体内へ入った1073R-1乳酸菌は、免疫細胞の活性化を通して、体内の免疫バランスを整えていきます。
体内に侵入してきたアレルゲン(アレルギー原因物質)に対して、免疫システムが誤作動を起こすことで、花粉症は始まります。
一度始まってしまうと、なかなか自然には元に戻りません。
免疫細胞を正常に動かすには、体の中から治すのが一番です。

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ビフィズス菌Bifixシリーズ

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ヒト由来の乳酸菌で、おなかのなかで増えることが照明されているbifixは、「朝食bifix」「高濃度ビフィズス菌飲料Bifix1000」などに含まれているビフィズス菌です。

高い生存率で腸まで届き、そこで働くことにより、体の免疫細胞のバランスを整えることができます。
ビフィズス菌Bifixは、体内の免疫細胞が誤作動するのを防ぐ力があります。

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ヨーグルトはいつから食べ始めたらいいか

ヨーグルトは、薬ではありません。
即効性がない代わりに、副作用もありません。
このため、ヒト試験の結果も、14週間、10週間など、比較的乳酸菌の実験にしては長めなのが特徴です。

私たちの免疫システムは、ある日突然暴走しだすわけではありません。
長年の食生活や、生活習慣の蓄積がシステムの誤作動を徐々に作り出し、ある日いきなりコップの水があふれるように症状が出てくるのです。
このため、「急に始まった」と思いがちなのですが、実際には、アレルギーになるのにも時間がかかっています。

徐々に起きた変化は、徐々に戻すしかありません。
薬でも、抗アレルギー薬はありますが、アレルギーを根本から治療ができる薬はありません。
そのくらい、体質改善を短期間で行うのは、難しいことです。

細胞は28日でターンオーバー(再生)を繰り返します。
が、この期間でターンオーバーができるのは、20代前後、まだ腸の老化が起こっていない年代までです。
皮膚に特化してみても、60代以上の方は60~100日ほどターンオーバーに時間がかかるといいます。

免疫システムが誤作動を起こしているのは、腸が健康ではないからです。
健康でない腸は、老化が起こっている状態ともいえます。
少なくとも3か月、多ければ半年~1年など、腰を据えてじっくり改善に取り組むことをおすすめします。

反応が早い人では、1月くらいから「もう、飛んでる!」とスギ花粉を察知する人もいます。
夏くらいから来年の春に向かって準備をして、早すぎるということはないでしょう。
インフルエンザ予防や風邪予防も兼ねて、秋口からヨーグルトを食べておくと、一石が何鳥にもなるかもしれません。