ヨーグルト研究所

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ガン・病気予防におすすめのヨーグルトまとめ

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乳酸菌がガンに効くのではないか、という実験は、1970年代から行われていました。
こうしている間にも、日々新しい発見や研究が続いています。
近年、「特定の腸内細菌だけにすると、100%ガンが発症する」という驚く結果が証明されました。

ガンを促進するとわかっている腸内細菌の名前を、クロストリジウム菌と言います。

ここでは、

  • クロストリジウム菌に対する乳酸菌の効果
  • ガン・病気予防に効果のあるヨーグルト

をご紹介します。

 

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クロストリジウム菌に対する乳酸菌の効果

ある特定のマウスは、肝臓ガンの発症率が75%という特徴を持っています。
このマウスを無菌状態で育てると、肝臓ガンの発症率は30%にまで落ちます。
つまり、減った分の発症率については、マウスの腸内細菌が関係するものだという見方ができます。

この無菌マウスに、クロストリジウム菌を移植します。
すると、肝臓がんの発症率は100%になります。
さらに、クロストリジウム菌に加えて、乳酸桿菌(ラクトバチルス)を移植したところ、発がん率は55%に減少しました。
乳酸桿菌に加えてビフィズス菌を添加したところ、発がん率は45%にまで減少したのです。

このことから、乳酸桿菌とビフィズス菌は、クロストリジウム菌の害を防ぐ効果があることがわかります。
クロストリジウム菌の出す有害物質の産生を抑制するのか、体の免疫を高めた結果なのか。
または、クロストリジウム菌の作り出す物質が腸に吸収されるのを抑制するのかは、わかっていません。

 詳しいガン・病気予防効果についてはこちら

yogurt.hatenablog.com

ガン・病気予防に効果のあるヨーグルト

おなかで増えるLKM512株

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腸内の悪玉菌は、食物を分解して、いろいろな有害物質を産生します。
これらの有害物質が、細胞内のDNAに損傷を与え、ガンが始まります。

傷つけられたDNAを修復する作用を持つ成分があります。
ポリアミンと言います。
LKM512株は、腸内でポリアミンを合成します。
合成されたポリアミンは、腸管内の血管に入りこみ、全身を回って細胞を修復します。

ポリアミンは、細胞のガン化を防ぐだけではなく、動脈硬化など様々な疾患に効果があることがわかっています。

タカナシおなかへGG!

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ガンは、細胞の遺伝子が傷ついただけで起きるものではありません。
必ず、そのガンを促進する物質があります。
人間の体の中にいる酵素が、その役割をしてしまうことがあります。

大腸がんの場合、大腸がんを促進する酵素は、アゾレダクターゼやウレアーゼという名前の酵素です。

「おなかへGG!」は、LGG株(ラクトバチルス・ラムノーザス・GG)の入ったヨーグルトです。
LGG株は、大腸がんを促進するアゾレダクターゼやウレアーゼなどの酵素の活性を下げる働きがあります。
酵素の活性を下げる働きはありますが、実際に乳酸菌が腫瘍細胞の増殖を抑えるメカニズムについては、まだ発表されていません。
今後の研究が待たれます。

yogurt.hatenablog.com

ヤクルト

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ヤクルトに含まれているのは、カゼイ・シロタ株ですが、シロタ株が膀胱がん予防に効くという研究結果があります。

Yakultが出している、SCIENCE REPORT という医療従事者向けのパンフレットがあります。
こちらのNO.18を読んでみました。

膀胱がんは、80%が60歳以上に発症し、男性は女性の3倍のリスクがあるそうです。
膀胱がんの主な原因は喫煙で、再発率も低くないガンです。
膀胱がんの治療を終えた患者さんたちに、カゼイ・シロタ株の生菌と、プラセボ薬(偽薬)を再発まで飲んでもらったそうです。

1年後の再発率は、プラセボ薬の患者さんの45.1%が膀胱がんが再発したのに対し、カゼイ・シロタ株を飲んでいた患者さんの再発率は、20.8%でした。
カゼイ・シロタ株が膀胱がん再発に効果があることがわかります。

植物乳酸菌のむヨーグルトSN13T

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植物の葉から分離された植物性乳酸菌です。
もともと、植物性乳酸菌を人工的に増やすのは大変難しかったのです。
広島大学の遺伝子制御科学研究室の杉山教授が、特定の果汁を使用することで培養に成功しました。
「植物乳酸菌のむヨーグルトSN13T」は、あせひら乳業から出ています。

SN13T株は、ピロリ菌を除菌することができます。
ピロリ菌そのものがガン化することはないのですが、胃粘膜を荒らしてしまうため、慢性炎症の部分が胃ガン化することがあるのです。
このため、ピロリ菌を除菌できるSN13T株は、胃ガン抑制に効果があるとされています。

また、免疫力を向上させる効果もあります。
胃壁炎症の原因菌となるピロリ菌除菌と、免疫力を向上させるダブルの効果が期待できます。

BF-1

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乳酸菌の中には、ヤクルト株という種類があります。
医療用にも使われている、安定性の高い乳酸菌です。
この乳酸菌を、さらに強化培養したのが、BF-1株です。

BF-1株は、胃酸に強く、生きたまま胃の粘膜に付着する力が強いビフィズス菌です。
このため、ピロリ菌が出す炎症性物質を抑制し、胃壁を守ります。
長い目で見ると、胃がんの予防になる効果があります。

胃の粘膜を保護する力も強く、ストレス性の胃潰瘍などからも胃を守ってくれます。
ストレスに負けにくい体になることができるのです。
ストレスは、免疫力を弱らせます。
免疫力が弱らない体になれば、メンタルも強くなることができるのです。

森永ビヒダスヨーグルトBB536

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森永ビヒダスヨーグルトに含まれるBB536株は、大腸の炎症を繰り返す潰瘍性大腸炎の進行を食い止める働きがあります。
炎症が繰り返され、その部分の細胞が傷つくことによって、ガン化は進みます。
BB536株は、腸の粘膜を強くする働きがあるので、炎症から腸を守る働きをしてくれます。

BB536は、善玉菌を増やす働きに優れており、悪玉菌を減らす効果もあります。
悪玉菌を減らし、そのうえ調粘膜を強化しますので、大腸がんのリスクを減らす効果が期待されています。

yogurt.hatenablog.com

ミルミル

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ブレーベ・ヤクルト株といわれるビフィズス菌が使われている、のむヨーグルトです。
ブレーベ・ヤクルト株は乳幼児の腸にたくさん含まれている腸内細菌です。
生きたまま腸に届いて、乳酸や酢酸を作り出します。
これらの成分は、腸の蠕動運動を高め、便の水分調節をしてくれます。
固い便を柔らかく帰ることができますので、頑固な便秘を解消するのにも役に立ちます。

便秘解消だけでなく、腸に住む有害細菌を減少される働きもあります。悪玉
菌や、悪玉菌が作り出した有害物質を吸着し、排泄されることによって腸内の悪玉菌を減らす効果があります。

乳酸菌は、腸内に長期間とどまる細菌ではありません。
長くて1週間がよいところです。
しかし、これには利点もあります。
乳酸菌やビフィズス菌の中には、有害物質や悪玉菌を自分の菌体にくっつけることのできる種類があります。
それらは、乳酸菌と一緒に必ず排泄されます。
このことによって、腸内の細菌バランスを良いほうに整えることができます。

ミルミルは、腸の有害菌を減らす働きがあるため、有害物質がガン細胞を助けてしまうのを防ぐ効果があります。